道の駅新庄エコロジーガーデン原蚕の杜では、全エリアを通して、30種の花や樹木が管理されております。その中でも、春に見頃を迎える花・樹木は7種あります。ぜひご覧ください。

ナシ

花期は4月頃で、葉の展開とともに5枚の白い花弁からなる花をつける。8月下旬から11月頃にかけて、黄褐色または黄緑色で直径10~18cm程度の球形の果実がなる。

種族/バラ科ナシ属
植生地/
・北側駐車場北東
・産直まゆの郷北西
植生本数/417本(北側・南側の合計)
見頃/4~11月

サクラ

〈染井吉野(ソメイヨシノ)〉
花弁は5枚で葉が出る前に開花し、満開から1週間足らずで散ってしまう。咲き始めの頃は淡紅色で、満開になると白色に近い花色になる。

〈江戸彼岸(エドヒガン)〉
花期は名前のとおり一般的には春の彼岸頃の3月中旬でソメイヨシノより早い。葉が展開するより先に大量の小輪の花が咲くため見栄えが華やかであることが特徴。

〈御衣黄(ギョイコウ)〉
花の直径は4~5cmほどで、12~14枚ほどの花弁が重なった八重咲になる。咲き始めはほぼ黄緑色で、開花から数日経つと黄色っぽい花となり、やがてピンク色のストライプが入る。

〈須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)〉
「普賢象」というサトザクラから突然変異で生まれた品種。花の色が黄色で、先終わりの時期になると中心部からピンクに変わっていく。

〈太白(タイハク)〉
1片25mmという桜の中では最大級の花弁を持ち、5cm以上の大輪の花を咲かせる。一重咲きで、花弁の色は白色。

〈八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)〉
八重咲で小輪の花を咲かせ、開花は葉が先行する。蕾から花弁が展開するにつれて花色が濃紅紫色から淡紅紫色へと変化する。

植生地/
染井吉野:園内各地
江戸彼岸:北側駐車場北東・ゲストハウスMINOMUSHI(旧第4号公務員宿舎)北
御衣黄・太白:北側駐車場北東
須磨浦普賢象・八重紅枝垂:ゲストハウスMINOMUSHI(旧第4号公務員宿舎)北
植生本数/167本(北側・南側の合計)
見頃/
染井吉野・江戸彼岸:3~4月
太白・八重紅枝垂:4月中旬
御衣黄・須磨浦普賢象:4月下旬

ナナカマド

株立ちで、逆ほうき型の樹形をしており、高原ではより低く横に広がる傾向がある。秋になると紅葉し、全体が色むらのない濃い赤色で、寒い地方ほど色鮮やかに染まる。

種族/バラ科ナナカマド属
植生地/北側駐車場付近
植生本数/6本

スモモ

スモモの果実がモモに比べて酸味が強いことが和名の由来となっている。果実は無毛で、夏になると緑色から赤色に熟す。

種族/バラ科スモモ属
植生地/産直まゆの郷(旧第五蚕室)北
植生本数/3本

ベニバスモモ

葉や花に付属するがく片が暗い赤色をしていて、初春に小型の白か淡いピンク色の花を多数咲かせる。小さなピンポン玉ほどの赤い果実をつけることがある。

種族/バラ科スモモ属
植生地/北側駐車場付近
植生本数/2本

キリ

丸く横広がりの樹形になり、樹皮は灰白色か灰褐色で波状に浅く裂ける。一年枝(いちねんし)は太く、緑褐色や褐色で枝先は枯れることが多い。

種族/キリ科キリ属
植生地/ゲストハウスMINOMUSHI(旧第4号公務員宿舎)北西
植生本数/1本

菜の花

河川敷や日当たりが良い場所を好み、春に黄色い花を咲かせる。葉には独特の縮れがあり、茎は直立し、茎先に黄色の十字状の花をたくさんつける。

種族/アブラナ科アブラナ属
植生地/北側駐車場北西
植生本数/6,000㎡
見頃/4月下旬~5月上旬