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宿直及び小使室
以前は、施設の用務をする人のための管理室や、職員の休養室として使われていました。現在は、30人程度の会合が可能な貸し部屋として活用されています。冷暖房完備で黒板、ホワイトボード、ミニスクリーンなどもございます。
館内イメージ

これまでのあゆみ
竣工年
1937年(昭和12年)3月
当時の使われ方
職員の憩いの場から、学びの場へ
昭和の初期頃まで全国的にあった小使室(こづかいしつ)。主には施設の用務をする人のための管理室や、職員の休養室として使われました。宿直のための浴室、湯沸室もあり、寝泊まりをするための設備がありました。詳細は不明ですが、当時の職員が麻雀などの娯楽を楽しむ息抜き場所として利用されたそうです。

▲ 近隣住⺠を集めての研修会の様子
その後はミーティング等を行う研修室に改修され、蚕糸関係研究者の視察、JICA研修生の視察、近隣の養蚕農家への蚕、繭、絹に関する講習会や見学者の受け入れ等が定期的に行われました。現在も研修の場として活用されています。





