歴史/文化財

エコロジーガーデンは、かつての蚕種の研究や桑の栽培などを行う国の施設でした。平成12年に閉所となった後、新庄市が国から跡地の譲与を受け、平成14年に新庄市エコロジーガーデン「原蚕の杜」としてオープン。
現在は、蚕糸研究機関としての歴史を伝える資料館として公開を行いながら、地域住民を対象とした産直・集会所・カフェ・イベント会場等を中心に活用しています。

これまでの歴史


昭和

昭和9年

12月 蚕業試験場福島支場新庄出張所として開設

昭和12年

2月 蚕糸試験場福島支場新庄出張所に改称
5月 蚕糸試験場新庄支場に改称

昭和33年

10月 蚕糸試験場新庄原蚕種製造所となる

昭和43年

4月 蚕糸試験場新庄原蚕種試験所に改称

昭和58年

5月 蚕糸試験場蚕育部原蚕種第一研究室及び農業生物資源研究所遺伝資源部保存法第二研究室に改組
12月 蚕育種部原蚕種第一研究室に改組

昭和63年

10月 農業生物資源研究所遺伝資源第二部植物栄養体保存研究チームに改称

平成

平成5年

10月 東北農業試験場作物開発部遺伝資源利用研究室に改組

平成12年

3月 閉所
5月 跡地の利用計画を策定するプロジェクトチームが発足

平成13年

6月 「エコロジーガーデン基本構想」を策定
11月 「エコロジーガーデン推進プラン」を策定

平成14年

2月 国より跡地譲与(土地や建物、樹木)
9月 新庄市エコロジーガーデン「原蚕の杜」開園。グランドワーク新庄の協力を得て「展示室」を本庁舎内に設置・公開したほか、一部施設を貸室として活用。早稲田大学新庄バイオマスセンターオープン(平成19年まで)。産地直売所「まゆの郷」オープン。

平成24年

6月 施設の利用団体により交流拡大プロジェクト実行委員会を設立
7月 日曜開館を開始。キトキトマルシェ開始。

平成25年

3月 登録有形文化財へ登録

平成26年

1月 「原蚕の杜のクワの大木」が市天然記念物に指定
4月 食品加工研修室の貸館を開始

平成30年

2月 旧第4宿舎ゲストハウスminomushi(宿泊交流施設)オープン
5月 旧第5蚕室(やすらぎ交流施設)耐震改修工事
12月 やすらぎ交流施設リニューアルオープン

令和

令和元年

8月 旧第4蚕室(創造交流施設)耐震改修工事

令和2年

4月 創造交流施設リニューアルオープン
8月 旧第1蚕室(文化交流施設)耐震改修工事

令和3年

6月 文化交流施設リニューアルオープン

登録有形文化財

市指定天然記念物